Rubyの哲学

開発者のまつもとゆきひろは、「Rubyの言語仕様策定において最も重視しているのはストレスなくプログラミングを楽しむこと (Enjoy programming) である」と述べている(ただし、明文化された公式な言語仕様は2008年5月現在存在しない)。Perlのモットー「やり方はいろいろある (TMTOWTDI; There’s More Than One Way To DoIt)」は「多様性は善(Diversity is Good)」というスローガンでRubyに引き継がれてはいるものの、最重要なものではないとも述べており、非推奨な手法も可能とすると同時に、そのような手法を言語仕様的に使いにくくする事によって、自粛を促しているため洗脳言語(Babel-17)という側面がある。